ユマニチュード実践者育成研修を実施しました
投稿日:2026.05.01
4月21日、22日、23日、24日の4日間、日本基準寝具株式会社様のご協力のもとエコールトータルケアセンターとメニーピープル広島石内にて『ユマニチュードの実践者育成研修』を行いました。
IGM-Japon 合同会社様から2名のインストラクターの方をお招きし、非常に熱心に研修を行って頂きました。



研修参加スタッフの声
- 歩けないと思っていた入居者様が、ケア者が熱心に関わることで、前向きな発言に変わった。2名介助で数歩、歩くことができた。そのあと、ご本人の涙が止まらなかった。ケア者として、彼女がやりたいことを実現し、夢を叶えてあげられたことが嬉しかった。
- 大きい声が伝わりやすいと思っていたが、低いトーンで、ゆっくり、穏やかに、伝えていく大切さが理解できた。自分が変わることで、入居者様も穏やかに変化することを実感した。
- 入居者様が自分でできる環境をケア者が調整をし、『待つ』という技術が非常に大切と気がついた。洗面台にお連れすると、整容時、「こんなに白髪になって」とご自身の姿をみて驚いていたが、自分で髪を整え、手を洗い、歯磨きまですることができた。時間はかかるが、ご自身のペースで出来たことを喜んでくれた。私たちケア者が一番苦手な技術は、『待ってあげること』かもしれない。
- 健康を回復していくことが自分たちケア者のすべきケアなのだと、自身の役割を改めて感じた。その為には、その入居者様がもっている残存能力を引き出す技術が必要だと改めて学んだ。それがユマニチュードだった。
- 車椅子に乗車して、山の緑の景色を見に行った。その時の入居者様の表情が素晴らしく、素敵な笑顔になった。お話が弾み、すごく嬉しかった。健康である人が普通にできることが、出来なくなってしまう。その普通のことが出来た時の喜びが、入居者様にとって、健康を回復することだと学んだ。
当社では、ユマニチュード実践者研修修了者が20名在籍し、入居者様がより安心して療養生活をお過ごし頂けるように、職員のやりがいの形成・研鑽の場としても、“ユマニチュード”の取り組みをこれからも継続していきます。
今回の研修にご協力を頂いた、ご入居者の皆様、インストラクターの方々に心より感謝申し上げます。





ユマニチュードとは
ユマニチュードとは、人間らしさという意味が込められています。
人間性を尊重し優しさを伝えるために「ケアをする人とは何か」「人とは何か」を問う哲学とそれに基づく実践的な技術から成り立っています。
『見る』『話す』『触れる』『立つ』の基本の 4 つの技術を同時に用いることで相手に「あなたは大切な存在です」と伝えることができ、絆をつくり、人間らしさ、自立と自律を尊重します。

